倒木か…と思ったんだ。そしたらさ、
倒れているのに、そこから上に上に向けて枝を伸ばしてんだ。
まだ生きてる。
鳥さんは喜んで遊んでる。
天然の生き物ってのは
死ぬだ生きるだ考えないんだ。
気づいたら生まれてて本能で求めて大きくなって
赴くままに巣立ちをして、本能が感じる危機感に従って逃げたり
餌を探したり、あったかい場所で休んだりするんだ。
無駄なことを考えたりしないで、
ただ与えられた命を時間が許す限り生きて、
そのまま終わるんだよね。
彼らにとって「生まれる・死ぬ」は当たり前のことで、
危機感はあっても「死ぬことが怖い」とは思わない。
痛いのが嫌だし苦しいのも嫌だから「グァァァァ」って様子を見せても
その先にある宿命を恐れることはしない。
倒れてても、息して水があったら、枝を伸ばすのは当たり前。
ヒトが見ればすごい形だったり奇跡的だったりしても、
彼にとっては当然の生き様なんだ。
死の本能はあっても、能動的に死のうとすることはない。
生きる本能で生きてるけど、生きてる!っていう妙な自覚もない。
だから生き生きしてる。
人はぐちゃぐちゃ考えすぎんだよ(笑)
ダテに頭良くなっちゃったからさ。
残酷なことしてやろうとか、もっと笑わせてやろうとか、
そういうこと考えるのもヒトだからなんだよな。
生き生きしてる時って、結構自然体の時かもしれないよね。
無駄なこと考えないでのびのび日向ぼっこしてる時とか、
好きなことをひたすらやってる時ね。
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